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「正しい」も「正解」もない。
数ある選択肢の中で一番いいと思ったものを選ぶ。
失敗してもしょうがない、そのときはそれが最善だと思ったから。
今までは誰かの言う通りにしてきた。誰かの指示通りに動いて、わからなかったら聞いて、責任を取ることにならないよう上手いこと躱してきた。
けど成人を迎えて、団体の代表になって、一気に立場が変わった。環境が変わった。
変わってから自分の今まで知らないところに触れるようになって、いかに自分が未熟なのかがわかった。
自分と同じ年齢の人間が確固とした意見を持ってて、大人と渡り合ってる。
一年しか歳が変わらない人間がこれはこうしたほうがいいと提案している。
今自分が一番実感していることは「自分の意見がないこと」
何をしたいか、どうなりたいか、何が好きか。
そういったものが漠然としすぎてて、自信を持ってこうだと言えない。
自信がないから自分ひとりで決められない。
解決策はなんだろう、と考えると一番に出てくるのは知識のなさ。
今まで世界が狭すぎて、何も挑戦しなかったし関心もなかったし関わるのも怖かったから知らないものがたくさんある。
井の中で「やりたいことがない」「興味のあるものがない」って喚いても仕方がない。
だって今の自分は井戸の水と、冷たい石と、そこから生える草と苔くらいしか知らないから。
だからまずは知ることから始めよう。既に立場が立場であるがゆえに、変化を感じる前に先に障害にぶつかりまくるだろう。(今も投げ出したいものがたくさんある)
一年なんてあっという間だから、もたもたしてると変われる前に終わってしまいそうだから、しんどいけど「苦労」で「辛い」今を経験値として積み上げて、自分の理想に近づきたい。